一方で、悪い言い方をすればいつも気が散っている状態なので、男性のようにぎゅぎゅっと集中する力は持ち合わせていません。そのため、時として問題の本質を見失ってしまうことも。
たとえば「プレゼンを成功させてプロジェクトを取る」という目的があっても、プレゼン資料の形式が気になって何度も作り直してしまったり、挿絵の画像を何時間もかけて選んでしまったり。結局、期日になって出てきたものは「前半の出来はいいのに、後半が抜けだらけ」という困った結果になることも。
足りないところを補う
ですから、男性の部下が周りが見えなくなってるな、と感じたら「ちょっと整理してみたよ」と状況を俯瞰したアドバイスをしてあげましょう。ゲームに夢中になっている子どもの背中をトントンとたたいてあげるイメージ。相手としてみればふと我に返って、細かな点にも目配りができるようになるはずです。
一方、女性の部下がなかなか作業を前に進められないでいるようだったら、「どこまで進んだ?」とマメに時間管理をしてあげるといいでしょう。これは「ちゃんと見てもらえている」という安心感にもつながります。
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