部下をサポートするときの鉄板フレーズ 管理職の的外れなセリフがモチベーションを奪う

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また「いったん、始めてみよう」という声がけも有効です。「いったん」という言葉には「後で修正できる」という意味合いが含まれるため、細かい部分に納得できてない女性を「とりあえず」動かすことができます。仕事に着手する取っ掛かり・言い訳を作ってあげるのです。

歩み寄るか、引き寄せるか

このように、自分と感じ方・考え方・話し方が違う相手と働く場合の選択肢には、「相手に合わせる」パターンと、「相手の足りないところを補ってあげる」パターンがあります。

前回のコラムでは正しい歩み寄り方(フレーズを口にすればいい)を、今回のコラムでは補い方(トラブルに警鐘を鳴らす)を、それぞれ紹介しました。

性別は違っても仕事の進め方が似ている相手はいるものですし、逆に、同性でもどうもしっくりこない相手も当然います。そのたびに、イライラしていては身が持ちません。

「自分とは違う相手とどう付き合うべきか」。その課題に向き合うヒントが「異性と働く」というテーマには詰まっているのです。 

女性の部下をサポートするときにはこれが鉄板!
「とりあえずいったん進めてみようか」
男性の部下をサポートするときにはこれが鉄板!
「状況を整理してみたんだけど」
五百田 達成 作家、心理カウンセラー

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いおた たつなり / Tatsunari Iota

米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー、株式会社 五百田達成事務所代表。35万部を突破した察しない男 説明しない女シリーズ、『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「職場の人間関係」を主なテーマに執筆や講演を行う。

 

 

 

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