実感!中国不動産バブルはすさまじい 米国市場は、上昇トレンドに終止符?

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【7月31日(木)】NYダウは31ドル安の1万6880ドルと続落。午前3時、日経225先物は120円高の1万5750円と円安(1ドル=102.85円)を好感し上昇したが、私の見方はこの上昇はおかしいと思い、日経225先物を1万5750円で売りかなと思ったが、結局、注文は出さなかった。日経225先物オプションの1万5250円のプット(下がると値上がりする商品)が19円をつけたのを見たが、買わなかった。

3時、私のNISA銘柄である神戸製鋼所(5406)が業績上方修正と配当予想の修正を発表した。2015年3月期第2四半期(累計)(2014年4月1日~9月30日)純利益予想を200億円から300億円(1株当たり純利益は5.50円から8.25円)へ上方修正した。また、中間配当は未定から2円配当(前期は期末配当のみで4円)を発表した。

株価は13時01分に5円高の171円の高値をつけたが、大引けでは3円高の169円で引けた。年初来高値は1月16日につけた187円で、今年の2月に1株138円で公募増資をし、4月15日には126円の安値をつける場面もあったが、順調に上がってきた。決算発表後、1分で材料を織り込むのはすごいな。アルゼンチン一部債務不履行(デフォルト)で、米国S&Pはアルゼンチン国債を選択的デフォルトに格下げ。7月月末の日経平均は、25円安の1万5620円。

【8月1日(金)】午前3時、日経225先物は80円安の1万5570円、NYダウは317ドル安の1万6563ドルと暴落。2カ月ぶりの安値で下げ幅は2月3日以来、ほぼ6カ月ぶりの大きさ。日経平均は、97円安の1万5523円と以外に下げ幅が小さい。やっぱり、日経平均の1万5750円は売りだったな。北海道電力が再値上げを申請、家庭向け17%、11月から実施と報道。今後、これはかなり景気の足を引っ張る材料になるのではないか?米国雇用者数、7月20.9万人増、失業率6.2%と予想を下回るものの20万人増をキープ。

【8月2日(土)】午前3時、日経225先物は120円安の1万5460円で引ける。NYダウは69ドル安の1万6493ドルと続落。トレンド転換の可能性ありで、どこまで下がるかわからないので、安易に買いに入ると痛い目に会うかも?

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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