JO1の次は?韓国大手が吉本とタッグを組む真意

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の行方は…

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の行方は……?(写真提供:LAPONEエンタテインメント)

NiziUを輩出した2020年の「Nizi Project」など、アイドルオーディション番組がブームとなって久しい。

2019年には、韓国で人気を博した「PRODUCE 101」シリーズの日本版「PRODUCE 101 JAPAN」が開催された。吉本興業とCJ ENM、TBSテレビの協業で、盛り上がりを見せ、現在はその第2弾である「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が放映中だ。

視聴者による投票システムで、101人の練習生のうち、最終的に上位11人がデビューする。日本各地の駅構内にはファンの自腹による「応援広告」が大量出稿されるなど、強力なファンコミュニティを持ち、メディア出演後は軒並みTwitterトレンド入り。シーズン1で誕生したグループ「JO1」は2020年3月のデビュー後、コロナ禍でも地上波露出を多数獲得し、成功事例となった。

このオーディションを主催する、LAPONEエンタテインメントの取締役 事業本部長の張赫珍(ジャン・ヒョクジン)氏と、吉本興業でコンテンツ事業を担当する神夏磯秀氏に、協業の背景や、これからの展望を聞いた(取材は5月末に実施)。

なぜ吉本興業と韓国大手の協業が実現したのか

LAPONEエンタテインメントは、CJ ENMと吉本興業ホールディングスによる合弁会社。CJ ENMは、韓国を代表するエンタメ企業。日本でも大ブームとなったネットフリックスのドラマ「愛の不時着」などを制作するスタジオドラゴンも、このCJ ENMの子会社だ。つい先日「今後の5年間で5兆ウォン(約4900憶円)をコンテンツ制作に投資する」と発表するなど、快進撃を続けている。

韓国で大成功した「PRODUCE 101」シリーズを主催していたCJ ENMは、番組のフォーマットを生かし、日本でグローバルオーディションを展開するうえで、日本の芸能事務所と手を組みたかったのだという。

それにしても、芸能といってもお笑いの印象が強い吉本興業が、なぜパートナーとして選ばれたのか。

次ページ両社、それぞれの狙いは…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • グローバルアイ
  • 最新の週刊東洋経済
  • 不安な時代、不機嫌な人々
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT