夫の「あとでやる」が妻の逆鱗に触れる納得の理由 会社の後輩に同じことを言われたらどう思うか

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以下はTwitterで育児の話をしているtomeさんのツイートだ。

そして本日の夫。
私「ピラフと白いご飯どっちがいい?」夫「どっちでもいいよ」
私イラッ「どっちでもいいじゃなくて選んでよ」夫「じゃあピラフでいいよ」
出ましたーーーーーー!ピラフ「で」
食わんでよろし!

tomeさんのどちらがいいかという問いかけに、「ピラフがいい」と答えればことは穏やかに終わったはずだ。夫の答えに、妻は「ピラフを食べたい」という夫の前向きな気持ちを感じて、気分良く調理に取りかかっただろう。ところが、これを「ピラフでいい」と言ってしまうと、事態が一転する。

発言している側は、さしたる悪意もなく、軽い気持ちで言っているに違いない。しかし、「が」と「で」の違いは天国と地獄ほど大きい。というのも、「でいい」という言葉の裏に、「簡単なものを選んであげてるでしょ」「妥協してあげたよ」というネガティブなニュアンスを感じる姿が非常に多いからだ。

思わず主婦が白目になってしまう日常の瞬間を「白目カルタ」としてインスタグラムで発信し続けている白目みさえさんは言う。

旦那よ。じっくり解説してさしあげるから耳の穴をかっぽじってよく聞きなさい。
・初心者っぽい゠簡単ではない
(例)野菜炒め、カレー、炒飯
手順こそ簡単ですが、これらは具が数種類必要で下準備が面倒。野菜は、洗う、皮むく、ええ感じの大きさに切る……をそれぞれしなければなりません。そして具材は子どもや旦那の好みを考慮して選別する必要があります。火が通る時間もバラバラなので順番に気をつけたりあらかじめチンしたり……。面倒なのです。

作らない側が「でいい」と言えるメニューはない

夫の側は、相手に配慮して「ピラフでいいよ」と言う。しかし、言われる側は、「人に作ってもらうくせに、簡単なものを選んでやったと言わんばかりで失礼だ」と感じる。白目さんは言う。

作らない側が「でいい」と言えるようなメニューなどないのです。

2020年の2月に、ママスタコミュニティでも、似たような「でいい」メニューに関する書き込みが話題になった。きっかけは、正安さんの、

焼きそばでいいよって言われた。
は? 焼きそばでってなに?
野菜と肉切って炒めて洗ってって相当面倒なんですけど?

という投稿だった。似たような経験談として、

旦那が朝イチで釣り行くときに簡単なお弁当でいいから作ってって言われてイラっとして。茹で卵五個、殻付きで袋に入れて渡したわ。

という書き込みもある。夫側は、「妻が大変じゃないように」「妻の負担を減らそう」と思ってした発言なのだろう。それなのに、なんでこんなにもめるんだろうと思うかもしれない。が、これまた、職場の先輩後輩になぞらえてみると、こんなことになる。

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