退院後の食事で「作る側」が注意すべき6つの点 最初は分割食、大切なのはどのくらい食べたか

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(写真:byryo)  
日本で胃がんと診断される人は、年間約13万人。うち半数が胃切除術を受けています。ほかの病気も合わせれば、毎年10万人前後の人が胃を切除していることになります。
いままでのようにおいしく食事を味わうことができるのか?食べられなくてつらい思いをするのではないか――。
胃を切った人がこうした悩みを抱えることは少なくありません。
新著『胃を切った人が元気になる献立&レシピ』では、胃を切ってから3カ月間をターゲットに、時期を追った献立の作り方、起こりやすいトラブルの克服法、さらには再発防止に役立つ食材や栄養素の知識などを紹介しています。
本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。

食事の回数を増やしてみる

胃の手術を受けて最も大きな影響を受けるのは食生活です。また、手術後の体を回復させる上で何より大切なのも食生活です。手術後の体力の回復や体の調子に合わせながら、自分のペースで食事を進め、いろいろな栄養がしっかり摂れるようにしましょう。

ポイント1
少しずつ食べましょう

退院して数カ月間は、手術前に比べて1回の食事で食べられる量がかなり少なくなります。それが普通です。その分、食事の回数を5〜6回に増やし、少しずつ分けて食べるようにしましょう。これを分割食といいます。
1回の食事量が少ないため、3食だけでは栄養が不足してしまいます。

仕事中でも手軽に食べられるように、サンドイッチやおにぎりなど、間食やおやつ感覚で食べられるものを用意しておくとよいでしょう。

製薬会社や食品会社が栄養補助食品として作っている固形食やゼリー、飲料なども上手に利用し、炭水化物ばかりに偏らないよう、バランスよく食べるようにしましょう。

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