退院後の食事で「作る側」が注意すべき6つの点 最初は分割食、大切なのはどのくらい食べたか

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3|季節の食材を取り入れて

食べ慣れたものは安心が得られますが、続くとワンパターン化してしまい、摂取する栄養素に偏りが生じます。退院後は食べたいもの・食べやすいものを中心にし、徐々に旬の野菜や果物、魚なども取り入れていきましょう。

4|ときには肩の力を抜いて

定期的な通院や仕事、家事、育児……と忙しい方は、毎日手作りで準備するのは負担になることもあるでしょう。本書おすすめのメニューや調理法を参考に、レトルト食品や冷凍食品、インスタント食品、缶詰などを利用するのも手段のひとつです。

5|失敗は成功のもと

一度食後の不快感を味わうと、恐怖心から食べることに対して消極的になります。何を、どれくらいの量、どれくらいの時間をかけて食べたかなど、原因を振り返ってみるといいでしょう。原因がわかれば、次回のトラブルを回避する大事なポイントとなるからです。食事の内容をメモに書きとめてみるのもいいでしょう。

6|おいしく、楽しく!

手術後は食べることに対して不安がありますが、おいしい!と思って食事をすることは何より活力になります。家族や友人と同じ食卓を囲み、ご自分の体調と相談しながら、同じおかずを取り分けていただきましょう。

便をよく観察しよう

7|便は健康のバロメーター

『胃を切った人が元気になる献立&レシピ』(主婦の友社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

便は、体の中の状態を教えてくれる大事な情報源です。消化不良を起こしたり、油脂類が多すぎたときは下痢になったり嫌なにおいがしたり……。日頃から便の状態をよく観察し、快便を目指しましょう。

8|気軽に相談、あなたを支えるサポートチーム!

なかなか食事のリズムがつかめない、食後の不快感があるなど食事のことで気になることがあったら、医師や管理栄養士をはじめ病院のスタッフに相談してみましょう。あなたに合ったアドバイスがもらえます。

主婦の友社

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1916年(大正5年)創業。「関心・親切・安心・丁寧」。健康、美容、料理、暮らし、育児、ファッションなど実用ジャンルを中心とした雑誌・書籍・ムックの発行、ウェブメディアの展開、コンテンツ販売及び関連事業企画などを行う出版社。

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