何歳からでもチャレンジできるコミュニティを トレイルブレイザーとライフシフトからの学び
今後「人生100年時代」となれば、ずっと1つのキャリアで生きることは難しくなるでしょう。そうなれば年齢に関係なく、新しいコミュニティに入って新しい仕事にチャレンジしたいというニーズも出てくるでしょう。
コミュニティを持ち、働くことも楽しめる。教育機関のような役割も果たしているところが、ライフシフト的だと思っています。
女性のロールモデルに
私自身、仕事とプライベートの境目はありません。インターン生も全員面談するようにして、コミュニケーションをとることを大切にしています。社員とも、仕事の話ばかりしているよりは、プライベートの話も交えていますから、一緒にいて楽しいですね。
私のライフワークは、1人ひとりが長所を生かして活躍できる社会にすることです。「ジェンダー平等」は、突き詰めるとダイバーシティ(多様性)ということになります。女性だけの話ではなく、男性でも「男らしさ」を求められるのが窮屈だという人もいますし、多様な人がいて、それぞれの個性を生かせるのが理想だと考えています。
チャンスに出会ったとき、男性の多くはすぐに手を挙げるのに、女性の多くはなかなか手を挙げません。マネージメントしていくうえでも、一般に、男性は叩いて、女性は引き上げてあげることが必要だと言われています。
女性が活躍できない理由の1つは、そもそも活躍したいというメンタリティの人が少ないという問題があります。専業主婦になりたいという女性も少なくありません。もちろんそれを否定はしませんが、人生100年となれば、パートナーが健康でかなり稼ぎ続けていない限り、難しいでしょう。
だからこそ私は、仕事も人生も楽しみながら、働き続ける女性のロールモデルになりたいと思っています。私が社長として働く姿を見て、諦めていたことを頑張ろうと思ってくれる人も出てくるでしょう。日本の女性のメンタリティを変えていきたいです。
(構成:泉美木蘭)
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