何歳からでもチャレンジできるコミュニティを トレイルブレイザーとライフシフトからの学び

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会社がお金を稼ぐためだけの場所ではなく、コミュニティとして機能することは大切です。弊社がここまで続けられた理由は、メンバー全員が「この人たちと一緒に何かを成し遂げたい」という気持ちを持っており、それが社会貢献につながっているからだと思います。

弊社はコロナ以前からリモートワークでしたが、社員は週2回のミーティングを設けています。そこに子どもを連れて参加する人も少なくありません。家族ぐるみでつきあっているような感覚があるので、それぞれの立場を自然に考えることができるのです。

コミュニティという無形資産

人とのつながりは、私自身にとっても大切です。自分1人だけでできることは限られていて、いろいろな人と力を合わせて初めて成し遂げられるものがあります。

だからこそ、コミュニティは重要です。リンダ・グラットンさんの『ライフシフト』にも書かれていたように、やはりコミュニティを持つ人のほうが活発に生きていると感じます。

コロナでリモートワークが注目されましたが、たとえ得意分野の仕事でも、単にPCに向かっているだけでは長続きしません。誰かと一緒にやっているという思いが必要なのです。コミュニティという無形資産に対して、ずっと価値を感じ続けてきましたが、コロナによって、ようやく世の中に理解されたような気がします。

弊社では、いろいろなコミュニティを展開していますが、「ドローンジョプラス」や「コスモ女子」は、年齢層が幅広く、参加者には8歳から60代までいます。

20代から30代の女性の中には、これからドローンで稼ぎたいという人や、キャリアチェンジしたいという人もいます。50代以上になると、子育てを終えて、社会とのつながりが欲しいという人が多いようです。それぞれドローンというものへの興味は同じで、そこに対して同じ教育ができているということが、弊社の喜びにもなっています。

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