田村厚労相が語った64歳以下ワクチン接種の全貌 基礎疾患ある人もない人も「分けずに」柔軟に
新型コロナウイルス感染抑止の最大の切り札がワクチン接種であることは言うまでもない。その最大の対象層である「64歳以下の一般接種」の概要が見えてきた。5月30日放送フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演した田村憲久厚労相は、一般接種の全貌を語った。
・各自治体は、1回目の高齢者接種を終えた段階から、1回目の一般接種を開始する
・一般接種における優先順位は、各自治体の判断を尊重する
・当初は基礎疾患のある人を優先する、とされたが、現場判断で基礎疾患がない人の接種も並行して行う
・一般接種における優先順位は、各自治体の判断を尊重する
・当初は基礎疾患のある人を優先する、とされたが、現場判断で基礎疾患がない人の接種も並行して行う
などだ。
さらに、関心が高まる「職場接種」についても、
・新たに承認されたモデルナ製ワクチンを活用する
・6月中に開始する
・接種券の発行には「V-sys(ワクチン接種円滑化システム)」を活用する
・従業員の家族については、企業ごとの事情、判断に委ねる
・6月中に開始する
・接種券の発行には「V-sys(ワクチン接種円滑化システム)」を活用する
・従業員の家族については、企業ごとの事情、判断に委ねる
など語った。
以下、放送内での発言。
基礎疾患の有無で接種は「分けない」
田村厚労相:65歳以上の高齢者接種は、1回目を打てば2回目は予約を入れていただくので、(終了時期が)見えてきますから、その間を空けてしまう(=なにもしない)と非常にもったいない話になります。
そこに順次、基礎疾患を持っている方や(基礎疾患のない)一般の方、基礎疾患を持っているか一般かというのは実際問題、来ていただいて予診・問診していただいて初めてわかる話なので、自己申告ですから、フレキシブルにどんどん動かしていくってことが重要になってくると思います
松山俊行キャスター:基礎疾患の有無で接種は「分けない」と。
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