橋下徹「百貨店に協力金1日20万円はおかしい」 田村厚労相「資本支援をしていくしかない」
以下、番組内での発言。
橋下氏「さすがに協力金20万円はおかしい」
橋下氏「だから、密な店もあれば、そうじゃなくてしっかり感染対策をやってく店もある。それが一緒くたにまとめられてしまって、いざというときに「全部休業だ」ということを言われてしまうと、感染対策きちっとやってきた店はバカらしくて感染対策をやらなくなってしまうと思う。やっぱり本来的な感染対策というものをやってこなかったミス。それから、一部の業種に対して負担をかぶらせるのであれば、さすがに百貨店に対して20万円という協力金はおかしい、というところを、まずきちっと立て直してもらってから、国民全体に対して協力を求める、それが本来の筋だと思う」
テナントにはテナント料という形で
松山俊行キャスター「田村さんいかがか?」
田村厚労相「いろいろな形で飲食店も含めて、以前のような支援策とは違い、規模に応じて(支援を)変えてきた。ですから、最大は1日20万円で最大600万円という話になってくるわけだが、百貨店等々は、なかなか規模も大きい。そういう意味では「資本支援」ということを今までずっと申し上げてきたが、そういうような形の中で支援をさせていただく。中に入られているテナントに関しては、また違ったテナント料という形(=1日2万円の協力金)で対応することになる」
田村厚労相「事実上の資本注入を」
松山キャスター「1日の売り上げが、デパートなどでは数億円というところもある。それに対して(1日)20万円はさすがに少ないのではないか」
田村厚労相「ですから、資本支援をしていくしかないのだろう、と思う。かなり大きな話になってくる。しっかり資本を支援していく中で、事実上、返済期間を長くすることによって、資本注入に近いような形をとっているというようなことが1つ考えられる。橋下さんが言う意味もよくわかるので、われわれも今回、休業要請をかけておりますから、こういう時短要請・休業要請に対しての支援というのは、これからも不断に考えていかなければと思う」