ヘッジファンド顔負け、次世代ロボアドの実力 高度な投資手法がより身近になりつつある

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ロボプロでは、過去の実績を基に機械学習を用いることで、市況を先回りする複数の指標を算定。ファンドマネージャーよりも多くの指標を分析し、マーケット予想の精度を高めている。生命保険会社や大手のアセットマネジメント会社でファンドマネージャーを務めてきた椋田浩章・金融戦略部部長は、「人間は6つぐらいの指標しか追いかけられないが、AIを使えば40以上の指標を追跡できる」と強みを語る。

ロボプロは指標分析に基づいた相場予想を踏まえて、8つのETFに投資。原則1カ月に1回、保有資産の比率を変更する。最低投資金額は10万円からで、購入時の手数料は無料。運用中は資産残高の1%(3000万円以上の場合は0.5%)を支払うことになる。

運用にかかるコストはウェルスナビなどの一般的なロボアドと同じだが、2020年1月から2021年1月までの1年間のリターンは12.81%。約7%のTOPIX(配当込み、QUICKより)や一般的なロボアドの運用成績を上回るリターンをあげている。

ゴールドマン出身者の「おまかせ運用」

ヘッジファンド顔負けの運用を可能にしたおまかせ運用サービスもある。ゴールドマンサックス出身の2人が立ち上げたSusten(サステン)だ。

個人投資家がつみたてNISAで買えるインデックス投信以上の機能を求めようとすると、信託報酬が2~3%と高いアクティブ運用の投資信託か、主に対面型の証券会社が提供するラップ口座しか選択肢がなかった。

こうしたアクティブ運用の投資信託は一時的にインデックス投信を上回る成果が出ることはあっても、長期的な運用成績ではインデックス投信を上回ることが難しかった。一般的に、信託報酬が2~3%と比較的高いため、手元に残るリターンが目減りするというデメリットもある。

また、インデックスを上回る投資戦略があったとしても、一般の投資家には説明が難しいなどの理由で、機関投資家だけに提供されてきた。sustenキャピタルマネジメントの岡野大CEOは「ポートフォリオマネージャーとして働いてきたが、自分で『買いたい』と思える戦略は機関投資家向けに限定して提供されているのが実情で、個人投資家向けに提供されている中で魅力的な商品・サービスはほとんどなかった」という。

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