今こそ実践したい「上昇株」見つける4つの秘訣 無料の情報サイトやツールを賢く使いこなす
学生時代から株に親しんできたものの、万年負けっぱなしだった「株の買い時」氏。そこから年間10~20%のリターンを達成することができるようになったのは、今までと真逆の「順張り投資」に方向転換し、「日本の成長株」に集中投資したためでした。では、銘柄はどうやって選んでいるのでしょうか。その方法について、株の買い時氏の新著『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術』を一部抜粋・再構成してお届けします。
銘柄を探すための情報源は3つ
STEP1 情報源は幅広く!いざ、銘柄発掘
株式投資は、銘柄探しから始まります。東京証券取引所に上場している株式会社は約3700社もあるので、まともに探していたら時間がいくらあっても足りません。成長株は話題になることが多いので、SNSや経済ニュース、株情報サイト、雑誌、新聞など使いやすい情報源をチェックし、気になる銘柄をピックアップしましょう。
僕が主に活用している情報源は、以下の通りです。
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●株探の「銘柄探検」
「株探」は、僕が最も頻繁に活用している株式投資情報サイトです。銘柄探しには、このサイトの「銘柄探検」というコンテンツが役立ちます。ここでは業績面(ファンダメンタルズ)とチャート面(テクニカル)から注目銘柄を紹介しています。
僕がとくによくチェックするのは、「ファンダメンタルズで探す」→「今期【最高益更新】銘柄」です。会社側がその期に経常利益が連続で過去最高益を更新する見通しを示している銘柄がリストアップされています。
連続最高益というのは、会社が事業を始めてから最も高い利益を出して、それを連続で更新し続けているということ。つまり、業績が絶好調の企業なのです。銘柄数は割と多いのですが、時価総額で中小型株だけを絞り込むこともできます。企業が業績や業績予想を発表する3カ月に1度ぐらいはチェックするといいでしょう。
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●株探の「決算速報」
株探のトップページから、「決算速報」のタブをクリックすると、その日に発表された決算のヘッドラインが見られます。決算発表の集中期(2月、5月、8月、11月の上旬とその前後)は非常に数が多くて監視するのは大変ですが、ざっと目を通して「最高益」とか「上方修正」といったキーワードがあればクリックして中身をチェックします。
見出しには「今期経常は29%増益」などと、利益の上昇率が入っているので、ここで2桁のもの、できれば25%以上のものを中心に気になったものをチェックしています。
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●ツイッター
個人投資家がどんな銘柄に興味を持っているか、生の声を見られるツイッターも大切な情報源です。僕は成長株投資をしていそうな投資家のほか、相場情報を発信している市場関係者を中心にフォローしています。僕がどんな投資家を見ているか興味のある人は、僕のツイッターアカウント(@kabunokaidoki)から覗いてみてください。
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