株投資で勝つ人が実践、「損切り」の正しい作法

感情の赴くままに不合理な判断をしない

個人投資家が株式投資で勝つために必要なノウハウをお届けします(写真:Graphs/PIXTA)
学生時代から株に親しんできたものの、イナゴトレーダー(株価に影響がありそうな情報が出た株を、感期間に何度も売買する投資家)から抜けられず万年負けっぱなしだった「株の買い時」氏。今では年間10~20%のリターンを達成できるようになったといいます。では、個人投資家が株式投資で勝つために必要なことは何でしょうか。株の買い時氏の新著『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術』を一部抜粋・再構成して解説します。

個人投資家の9割は損をしている

僕が以前、読んだ本の中に「個人投資家の9割は損をしている」と書かれていました。それが本当かどうかはわかりませんが、僕の体感とはかなり一致しています。

僕自身も株を始めて3年は負けの連続でしたし、周りの話を聞いていても、やっぱり負けている人が圧倒的に多いからです。個人投資家が勝てないのはなぜでしょうか。その理由は大きく2つあると考えています。

1つは「損切りができない」ことです。

損切りとは、利益が出ると期待して買ったのに下落してしまったときに、売却してその損を確定させることです。

思うように上昇しなかった場合は、損失が大きくなる前に仕切り直して、その資金を次の投資にあてるのが合理的です。

理屈では、それが正しいことは誰でもわかるのですが、いざその渦中に来てしまうと、「少し待てば株価は戻るのでは?」とか「もう少し買値に近づいたら損切りしよう」などと言いながらズルズル先送りし、結果として損を拡大させてしまいます。

損切りは非常につらく厳しい判断です。損失を確定させることはもちろん、自分の投資が間違いだったと認めるダメージは大きいうえ、待っていれば本当に株価が回復することもあるので、なかなか決断できません。

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