東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

高校受験生に教えたい難敵「思考力問題」克服法 大学入試改革が高校入試にも大きく影響

5分で読める
  • 内田 幸仁 栄光ゼミナール 高校入試責任者
2/3 PAGES
3/3 PAGES
問題文を精読する習慣をつける

「忍耐強く解く姿勢」が大事です。資料の片隅に解くカギがあったり、リード文の意図を理解してから道筋が開けたりします。「長いから読みたくない」とあきらめるのではなく、一語一語をしっかり読み込んで、咀嚼していく姿勢が、差をつけるでしょう。

この姿勢を身につけるには「がんばって思考力問題を解いたら解けた」という成功体験をたくさん積めるといいでしょう。「解けた」という経験をするには、ベースとなる「基礎」を身につけていなければなりません。

公立高校入試は難問・奇問が少ない

満点ではなく合格を目指す視点をもつ

思考力問題は比較的難しいため、差がつかない場合もあるでしょう。資料の読み込みに時間をとられて、ほかの「絶対にとるべき問題」を落としてしまうと、かえって致命傷になりかねません。

『高校入試対策問題集 合格への最短完成 数学』(KADOKAWA)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

公立高校入試ならば、難関私立高校の入試のような難問・奇問の類はあまり多くありません。「どの問題を優先して解くか」といった「戦略をたてる力」も養っておけるとよいです。

その戦略を立てるためには、「基礎」を身につけて判断する力を持たなければなりません。

結局は、「基礎」をゆるぎないものにしておくこと。盤石な基礎を身につけるために、正しい努力を積み重ねることが大事です。

学習塾の現場で指導していると、中学生のときにしっかりとした勉強への取り組み方を身につけ、正しい努力の仕方を学んだ生徒は、高校生になってからもぶれずに成績を伸ばしています。

高校入試を機に、思考力・読解力を養い、大学入試改革を見据えた実力をつけられるといいでしょう。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象