大掃除で「書類と本の山」を徹底的に減らす方法 東大卒整理収納アドバイザーが指南する
ここで注意したいのが、カテゴリーで分けないことです。多くのクライアントさんが、漫画、参考書、ガーデニングなどカテゴリーで本を分類していたのですが、カテゴリーは無視して、「自分にとってどのような存在か」という視点で本を分けていきましょう。
そのうえで、意味ごとに、どこに配置するのがベストかを検討します(STEP2)。
「Ⓐこれから読もうとしている本」「Ⓑ読みかけの本」「Ⓔ参考書として頻繁に手に取りたい本」は、本棚の手が届きやすい特等席に置くべきです(私はお風呂で読書をするので、Ⓐのこれから読もうとしている本を1~2冊、お風呂場のカゴに置いています)。
頻繁に出し入れする必要のない本は?
「Ⓖ文献として貴重なので保管しておきたい本」「Ⓘコレクションとして収集している本」は、頻繁に出し入れするものではないので、本棚に置く必要はなく、箱に詰めてクローゼットなどのバックヤードスペースに置きます。
「Ⓒいまは読む気がない本」「Ⓓ借りている本」が本棚の多くの面積を占めていると、精神衛生上よくないので、借りた本は早めに返す、読む気がない本は早めに人に譲るか売る、または図書館に寄付するのがよいでしょう。
そして、残った「Ⓕ気に入っていて、いつかもう一度読みたい本」「Ⓗ人に貸したい本」「Ⓙインテリアとして飾りたい本」で本棚の空きスペースを構成していきましょう。
クローゼットを衣替えするように、本棚も定期的に全部出してリフレッシュしてみてください。本棚を眺めて、うっとりするような本ばかりの状態をつくれると、毎日の読書がはかどりそうですよね。
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