大掃除で「書類と本の山」を徹底的に減らす方法 東大卒整理収納アドバイザーが指南する

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散らかりやすいのに、片づけがいちばん面倒な書類や本の整理術を紹介します(写真:Graphs/PIXTA) 
机上にそびえ立つ資料の山、読みっぱなしの漫画本、大事なのに放置された契約書……。片づけたいのに、面倒で気が進まないのが「書類」だ。整理しても、すぐにまた散らかってしまう。そういう方は、書類の仕分け法がわからないだけかもしれません。
本稿では、ビジネスパーソンや主婦などをコンサルティングしてきた東大卒整理収納アドバイザーの米田まりな氏が、簡単にできる書類の整理術、本の片づけ術を紹介する(『集中できないのは、部屋のせい。東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37』 より抜粋・編集を加えたものです)。

取扱説明書、書類、パンフレットの整理法

片づけにおいて、最大の難所が書類整理です。 書類がスッキリすれば、あなたのデスクも頭も開放感を得られるはず。自宅の書類整理だけでなく、会社のデスク整理にも役立つ整理法をご紹介します。

まず、手元にある書類を「現物で残す必要性があるか」という視点で、次の2つに分類しましょう。

①現物がなくてもOKな書類(取扱説明書やパンフレットなど)
②現物がないとNGな書類(契約書・証明書・役所への届け出書類など)

それでは、「①現物がなくてもOKな書類の片づけ方」から見ていきましょう。

あなたの自宅にも、現物がなくても支障のない書類が大量に潜んでいるはずです。ここでは、インターネットで得られる情報かどうかで大きく分けていきます。まず、インターネット上に同じ情報が載っている書類。これは迷わず処分しましょう。

現物があったほうがはかどるタスクというのは、細かい数字をPCに打ち込み作業するときくらいです。

「出前のチラシなどは、紙で保管したほうが必要なときにサッと開けて便利」という声も聞くのですが、いざ必要になったとき、チラシの山から目当てのものを取り出すより、グーグル検索で調べたほうが早いケースがほとんどです。

頻繁に使う情報であれば、PCやスマホのブラウザ上で、対象のページをブックマーク登録するのもオススメです。家電・家具の取り扱い説明書は、保証書のページを切り取って処分。クーポン付きのチラシであれば、クーポン部分だけを小さく切り取りファイルに移して、期限が過ぎたら処分しましょう。

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