大掃除で「書類と本の山」を徹底的に減らす方法 東大卒整理収納アドバイザーが指南する

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領収書やレシートなどの細かな紙は、ジッパー付きビニール袋に入れましょう。交通費精算や、家計簿を付けている方は、レシートをジッパー付きビニール袋にためておいて、時間があるときに一気に記録して処分すると、「レシートがつねに出しっ放し」の状態を防げて便利です。

では、保管義務がある書類はどうすればいいでしょうか。重要書類をはじめ数年後まで保管が必要な書類は、1冊のクリアフォルダ(表紙が厚めで頑丈なもの)に項目別に入れておきます。

マンションの賃貸契約書、住民票、資格証明書、年金手帳、各種保証書などは、使用頻度がとにかく低いものばかりなので、細かな分類はしません。保証書は保証期限ごとに1つのページに入れ、期限が切れたら、一気に捨てるようにしています。

「残すか、捨てるか」という2軸だと整理しづらい書類ですが、「データでもOKか、紙であるべきか?」「紙で残す必要があれば、いつ使うのか?」で考えると、量を減らしながら最適な場所で保管することができます。

本は捨てずに、ジャンルに分けて棚に整理する

難易度が高い片づけの代表が「本」です。本を捨てることに対して罪悪感を抱いたり、抵抗があるという人は多いものです。使用頻度という概念も合わないし、「本は1冊も捨てたくない!」と思っている方もいるでしょう。安心してください。本は1冊も捨てなくて大丈夫です!

まず、持っている本をすべて本棚から出し、1冊ずつ手に取ってグループ分けしていきましょう。私が片づけのアドバイスをする際、よく行う分類法を紹介します。まず、「読んだ本」「読んでいない本」の2つに大きく分けます。そのうえで「いつ読むの?」「なぜ大切なの?」の理由を自問しながら、8~10程度のグループに分けていきます(STEP 1)。

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