マスクとってショック「顔のたるみ」意外な理由 加齢現象とあきらめず、今日からできる予防法

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マスクをとった後に鏡を見て、ぎょっとした経験はありませんか?(写真:PIXTA)

筆者は美容皮膚科医として、毎日多くの患者さんの、老化に対する悩みを聞く。そして、このコロナ渦で、以前にも増して相談件数が多くなっているのが、「顔のたるみ」という、無情にもすべての人が経験する現象だ。

コロナ渦と言ったのにも理由がある。1日の大半をマスクをして過ごすことが多くなった今、ひとたびマスクを外して鏡をみると、自分の想像していた顔と違っていてギョっとする……その原因の1つが、日に日に進行するたるみ、というわけだ。

たるみを引き起こす骨の加齢現象

多くの患者さんはたるみという現象が、皮膚だけの問題と認識しているように思う。もちろん、年齢を重ねると、皮膚自体が伸びきってしまう、という原因もある。しかし、顔というのは、皮膚だけでできているわけではなく、皮膚の下の脂肪、表情を作ったりするための筋肉や、そして土台となる顔の骨からできている。そして、そのすべての要素で起きる、加齢現象がたるみとして私達の目の前に現れるのである。

この、たるみを引き起こす骨の加齢現象の1つに、実は、「骨粗しょう症」が密接にかかわっている。骨粗しょう症といえば、身体の骨が弱くなるというイメージであるが、顔も例外ではない。そして、顔の場合は骨密度の減少が、30代40代の若いうちから顔におきて、たるみを引き起こしている原因と言われているのだ。

顔の骨はすべての土台となる。その土台が崩れれば、上に存在する、筋肉や脂肪、皮膚は支えを失って下に落ちていく。これがたるみの正体だ。

そもそも、骨粗しょう症とは何か。皆さんの持たれるイメージ通り、「骨折のリスクが増大しやすくなる疾患で、骨強度の低下を特徴とする」と定義される(日本骨粗しょう症学会「予防と治療ガイドライン2015年版」より)。そのうち、骨強度を決定するもののうち、大半を占めるのが「骨密度」である。

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