文系総合ランキングではJTBグループが3年連続、理系総合では味の素が初の首位を獲得。
文系総合の上位3社は3年連続で不変でJTBグループ(1位)、資生堂(2位)、全日本空輸(ANA)(3位)となった。
毎日コミュニケーションズ(マイコミ)が2011年3月の卒業予定者を対象とした大学生就職企業人気ランキングを発表した。
JTBは10年間で首位が9回
3年連続で総合1位のJTBグループは、2002年卒~2011年卒の10年間で9度目のトップ獲得。しかも今回は、文系男子・文系女子ともにトップを獲得し、文系全ランキングで首位を独占、幅広い層から支持される結果となった。
学生が選んだ理由では「やりたい仕事ができそう」が最も多い。
「地域別・事業別にグループ各社が募集を行っていることや、合同会社説明会やJTBグループ会社説明会などを通じて積極的に学生と接触し、対話をする機会を設けていることがこの理由につながっていると考えられる」(マイコミ)。
次いで多かった理由として、「業界上位である」「国際的な仕事ができる」が挙げられた。
2位の資生堂は「業界上位である」「やりたい仕事ができそう」に続き、「商品企画力がある」「企業イメージが良い」などが理由として挙げられており、学生にもブランドイメージが広く浸透していることがうかがえる。
3位のANA(全日本空輸)は「国際的な仕事ができる」「やりたい仕事ができそう」な企業として学生に支持されている。