「スマホで疲れ目の人」に知ってほしい2つの技 目と脳のトレーニングで見る力を鍛える
「最近、急に目が悪くなった気がする」という場合、ピント調節機能の異常によって起こる「屈折性近視」または「スマホ老眼」であることが多いようです。
屈折性近視のおもな原因は、目のピント調節機能に関わる毛様体筋の疲労。近視にはこのほか、眼球の変形によって起こる「軸性近視」と呼ばれるものもあります。
「スマホ老眼」は、加齢によって起こる老眼とは別のもの。スマホなど近くのものを見続けることで毛様体筋が疲労して起こり、進行すると近くのものまで見えづらい老眼のような症状も加わることがあるため、「スマホ老眼」と呼ばれています。
最低でも4週間トレーニングを続ける
「平行法」は、毛様体筋の疲労回復に役立つトレーニング法です。そのため、軸性近視や加齢による老眼などには効果が期待できません。ただし軸性近視や老眼と、屈折性近視やスマホ老眼を併発していることも少なくありません。その場合は、一定の効果を感じられることもあります。
「ガボールパッチ」は、脳の情報処理機能を高めることが目的です。そのため、屈折性近視やスマホ老眼はもちろん、軸性近視や加齢による老眼が原因の視力低下にも効果が期待できます。
視力回復の効果を実感するためには、必ず守らなければならないことがあります。それが、「続ける」ことです。三日坊主で終わらせてしまっては、効果は期待できません。
最低でも4週間、続けてみてください。「ガボールパッチ」は1回3分、「平行法」は1セット3~4分。2つのトレーニングを続けて行っても、6~7分しかかかりません。
目は、人生のパートナーです。何をするときも「見る」ことがかかわってくる私たちにとって、「よく見えるかどうか」は、生活の質に直結する問題です。
大切な目のために、1日数分のトレーニングを習慣に。これだけで、人生がより豊かなものになるはずです。
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