行動経済学 感情に揺れる経済心理 依田高典著

行動経済学 感情に揺れる経済心理 依田高典著

行動経済学では、人間の「限定された合理性」を中心に、最適な行動からの乖離(アノマリー)を経済分析の核にすえる。人間を経済計算だけで判断するのではなく、おそれ、自信過剰、後悔といった感情に日々揺れる存在として考える。

たとえば主流の経済学では喫煙について、現在の嗜好を将来の健康リスクより優先するという時間上の選択であり、また将来の健康リスクを軽視するという意味で不確実性下の選択だから、喫煙者は時間選考率が高く、危険回避度が低いということになるが、はたしてそう言いきれるか。

経済学の歴史の中で、行動経済学がどのように位置づけられるか考え直し、その理論、可能性を紹介する。

中公新書 819円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • グローバルアイ
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマダ、社長離脱でにわかに再燃する「後継問題」
ヤマダ、社長離脱でにわかに再燃する「後継問題」
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
私大トップ校の次の戦略<br>早慶上理・MARCH・関関同立

受験生確保や偏差値で高い水準を誇る関東・関西のトップ私大13校。少子化や世界との競争といった課題に立ち向かうための「次の一手」とは。大きく揺れる受験動向や、偏差値や志願倍率と比べて就職のパフォーマンスが高い大学・学部なども検証します。

東洋経済education×ICT