行動経済学 感情に揺れる経済心理 依田高典著

行動経済学 感情に揺れる経済心理 依田高典著

行動経済学では、人間の「限定された合理性」を中心に、最適な行動からの乖離(アノマリー)を経済分析の核にすえる。人間を経済計算だけで判断するのではなく、おそれ、自信過剰、後悔といった感情に日々揺れる存在として考える。

たとえば主流の経済学では喫煙について、現在の嗜好を将来の健康リスクより優先するという時間上の選択であり、また将来の健康リスクを軽視するという意味で不確実性下の選択だから、喫煙者は時間選考率が高く、危険回避度が低いということになるが、はたしてそう言いきれるか。

経済学の歴史の中で、行動経済学がどのように位置づけられるか考え直し、その理論、可能性を紹介する。

中公新書 819円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 本当に強い大学
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スクープ! 積水ハウス地面師事件<br>「封印された報告書」の全貌

「なぜ積水はだまされたのか」。2年前の地面師グループによる大型詐欺事件。謎を解く同社の内部資料を本誌が独自に入手した。だまされた積水が調査報告書の公開を拒む理由は。取引を承認した役員が現在も要職にある“闇”をいま明かす。