フランス、ドイツにおけるインターネット選挙運動の歴史--解禁へ向け動き出したインターネット選挙運動[5]
退屈だったドイツ版Web2.0選挙の中で唯一話題となったのが、メルケル首相の刺激的な写真だったということがなんとも皮肉である。
出典:DW-WORLE.DE "German parties try to learn from US campaign, but fail to excite voters" http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4583313,00.html
これまでに説明してきた各国のインターネット選挙運動の歴史を以下の表にまとめてみた。メルクマールとなるアクター、そしてツールに着目して作成した。
その多くは、アメリカ発のトレンドを後追いするという流れになっていることがわかる。次なる注目の選挙は、2010年イギリス総選挙、そして日本の参議院選挙だ。ブログというものがいったん成熟した中で、ツイッターなどをどう活用するか、そして先月米国で勝敗に影響を及ぼしたGoogleのさまざまなアプリ(第3回参照)をどう使いこなすのか。日英両国の候補者達の活動に注目しよう。
作成:藤末健三事務所
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら