トランプは「話し方の天才」、凄すぎる3大秘訣 「熱狂を生み、人を駆り立てる」理由は、これです

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トランプ大統領の「天才的な話し方」の秘密に迫ります(写真:ロイター/Carlos Barria)
日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人以上の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。
その全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』を上梓したコミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「それでもなぜ、トランプは愛されるのか、熱狂を生む話し方の3カ条」について解説する。

トランプの「話し方」には学ぶべき点が多い

いよいよ、天下分け目のアメリカ大統領選が直前に迫りました。各種世論調査などから民主党のバイデン候補の優勢と伝えられますが、トランプ大統領が猛追し、大接戦となっています。

『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

新型コロナ対策を軽視し、暴言、虚言を繰り返しながらも、支持者からは熱狂的な支持を集めるトランプ氏ですが、その人気の原動力となっているのが、「天才的な話し方」です。

プロパガンダ(特定の主義・思想についての宣伝)やセールスの「教科書」を一から十までフルカバーしたような強い言葉遣い、ふるまい、話し方で、支持者を虜にして離しません。

筆者はその主張や手法にはまったく共感しませんが、トランプの「話し方」だけは日本人も学ぶべき点があると感じています。

拙著『世界最高の話し方』に詳述していますが、列挙すれば、キリがない彼の「話し方」マジックのうち、今回は、とくに日本人が学ぶべき話し方の3大ポイントを紹介しましょう。

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