ただし、キャリアの契約や割引は、実店舗のアップルストアに行かなければならない。オンラインで配送されるiPhoneは、すべてSIMフリーになるため、注意が必要だ。キャリア契約をしたいときには、購入時に店舗受け取りを指定しておく。各iPhoneの購入ページに行くと、「ソフトバンク、au、NTTドコモの契約プランが付いたiPhone 12はApple Storeでどうぞ。今すぐ予約する」というリンクが設置されている。ここをクリックして、購入したい色や容量を選び、店舗を指定して受け取り日時などを予約するだけでいい。
また、店頭でSIMフリーのiPhoneを受け取り予約していた場合も、当日、キャリア契約に変更することができた。SIMロックがかかってしまうのは難点だが、今はSIMロック解除の条件も大きく緩和されている。例えばドコモでは、一括払いや過去にSIMロックを解除したことがある場合、支払いにクレジットカードを使っている場合などは、契約と同時にSIMロック解除の手続きも行ってくれる。渡されるiPhoneは、最初からSIMフリーになっているため、アップルストアでSIMフリーのiPhoneを単体購入するのと差異がない。格安SIMで使うというのでなければ、アップルストアでのキャリア契約はお得と言えそうだ。
2.家電量販店で「コード決済」の割引をフル活用
アップルは、昨年からiPhoneの販路を徐々に広げており、現在は一部の家電量販店などでもSIMフリー版を購入できる。店舗は限定されるが、ビックカメラやヨドバシカメラでも、発売日からiPhone 12シリーズを取り扱っている。還元率は1%とほかの製品より低いが、家電量販店の独自ポイントがつくのは魅力と言えるだろう。例えば、iPhone 12の64GB版の場合、944ポイントが付与される。
さらに、ビックカメラでは、さまざまなコード決済サービスを利用できる。各社の実施するキャンペーンを利用すれば、お得にiPhoneを購入することが可能だ。オススメは、LINE Pay。
同社は毎月、各種店舗で利用できるクーポンを配信しており、毎月のポイントに応じて、最低1枚、最高で10枚をユーザーが選択できる。この中には、ビックカメラで5%割引になるクーポンも含まれている。iPhoneを購入する際に、これを利用すればいいというわけだ。
例えば、iPhone 12の64GB版は、5%オフで8万1510円になる。さらにビックカメラ自体のポイントもつくため、それも加味すると実質8万円強になる。LINE Payのクーポンは、アップルストアでの割引とは異なり、割引額ではなく5%という割引率で計算される。そのため、本体価格が高ければ高いほど、割引額は大きくなる。容量の大きなiPhoneを買うときに使うと、それだけお得になると言えるだろう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら