LINE Payのクーポンは恒常的な施策で利用しやすいが、ほかにも、コード決済各社がキャンペーンで大規模な還元を行うことがある。最新のiPhoneをリーズナブルに手に入れたい人は、このようなキャンペーンもしっかりチェックしておくようにしたい。
3.使っていたiPhoneを買い取り・販売店で売る
iPhoneは、リセールバリューが高いと言われている。世界各国で人気が高いため、売り先が多く、そのために買い取り価格も高止まりしている。これまで使っていたiPhoneを売却して、新たなiPhone 12シリーズの購入資金に充当すれば、出費は少なくて済む。キャリアはもちろん、アップル自身も買い取りを行っているが、オススメはスマホの買い取りを行っている大手の中古店だ。理由は買い取り価格が高いからだ。
iPhone 12を購入する際に、2年間使っていたiPhone XRを売却するケースを見てみよう。アップルの下取りである「Apple Trade In」を使うと、ストレージの容量に応じて、2万7000円から3万1000円の割引を受けられる。これに対し、中古店の1社であるじゃんぱらでは、3万8000円から4万5000円の買い取り額を提示している(10月28日時点)。中古店の場合、査定による減額はあるものの、ケースに入れたり、フィルムを貼ってキレイに使っていれば、満額査定が出ることも多い。アップルの下取りより、1万1000円から1万4000円、買い取り価格が高いのは魅力だ。
iPhone 12の64GB版に先に挙げたキャリア契約時の割引8000円を適用し、さらにiPhone XRの64GB版が満額査定で売却できたと仮定してみよう。iPhone 64GBの価格は8万5800円だが、キャリア契約の割引で7万7800円になる。iPhone XRが3万8000円で売却できれば、差し引きの金額は3万9800円だ。買い取りを駆使すれば、ミドルレンジのスマホとさして変わらない金額でiPhoneを購入できるというわけだ。これは、リセールバリューの高いiPhoneならではと言える。
また、キャリアの用意しているアップグレードプログラムがお得になるケースもある。2年間使った場合、下取りを前提にドコモは3分の1、ソフトバンクは半額、KDDIも半額程度の負担を軽減する仕組みで、端末を手放して機種変更しなければならないが、下取りと考えると買い取り額は高いほうだ。とくにKDDIとソフトバンクは、2年後に半額程度で下取りしてくれるので、お得感がある。
先に挙げた中古店の買い取り価格を見ると、2年前の端末は、おおむね購入時の価格の半額以下になっているケースが多いからだ。充電不良などを除いた多少の傷が減額対象にならないのも、キャリアのアップグレードプログラムのメリットと言える。ただし、額の大きいKDDIやソフトバンクでは、基本的に同じキャリアで買い替え続けることが前提になる。将来的にキャリアの変更や、SIMフリー版の購入を考えている人は、中古店を利用するといいだろう。
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