早稲田と慶應、ダブル合格した生徒が選んだ道 何を学べるのかという基準で選ぶ傾向が強まる

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ダブル合格、早慶戦。今年も早稲田の勢いがうかがえる結果になったが、学部によっては慶應ブランドも健在だ(写真:haku/PIXTA)

ダブル合格したら、どちらに進むか──。併願した大学・学部にどちらも合格したとき、受験生は何を学べるかという基準で選ぶ傾向が強まり、大学の序列に変化が起きている。大手予備校・東進ハイスクールのデータを基に、人気の併願パターンを徹底比較。選ばれる理由を見ていく。

早慶「文学部」対決は早稲田に軍配

ダブル合格、早慶戦。今年も早稲田の勢いがうかがえる結果が出た。

当記事は、AERA dot.の提供記事です

早稲田・文と慶應義塾・文のダブル合格者の入学比率を見ると、今年は早稲田が75%と慶應を上回った。早稲田・文化構想学部でも早稲田が63%だ。今年、早稲田と慶應の文学部に合格し、早稲田へ進学を決めた女性は言う。

「慶應文学部は大学内でも少し独特。就職は経済学部や法学部と比較して、そこまで大きなメリットは期待できません。だけど、早稲田の中で文学部の評価は高い。また、1年次は幅広に学んで、2年次から専門的に深く学んでいく点も自分に合っていると感じた」

早慶/東大・東工大に並ぶ慶應医学部(表:週刊朝日2020年10月9日号より)
次ページ早慶の取り組みの差が人気に反映
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事