リモートのプレゼンがヘタな人とうまい人の差

細かくはっきりと数値を使って伝えよう

有名な話ですが、トイレタリー大手のP&Gでは、「話は3つにまとめる」という手法が創業直後から実践されています。

実は、「3または5」という数字を意識して組み立てると、プレゼンは驚くほどすっきりまとまります。

人は「3または5」という単位でまとまったものが、理屈でも心情的にも受け入れやすいとされています。

・ 3つ(5つ)にまとめる
・ 3段階(5段階)考える
・ 3方向(5方向)から見る
・ 3案(5案)出す
・ 3(5)で区切る

など、対面時も含め、構成方法が明快なため認知しやすく、オンライン環境における理解度が格段に高まります。「3または5」という単位は、構想を練るとき、企画をまとめるとき、点検をするとき、話をするとき、質問するとき、例示するときなど、あらゆる場面で有効です。

ただし「3または5」にしたいからといって、2や4で終わりそうなものを無理やり3や5にすることもありません。無理やり付け足した項目はかえって邪魔で、話の理解を阻害しますのでご注意ください。

グタイテキ思考でまとめる

あらゆるプレゼンでもっとも大切なことは、訴求したいポイントを「グタイテキ」に組み立てることです。著名なコンサルタントであるブライアン・トレーシーが提唱する、「SMARTの法則」という考え方があります。

S(Specific:具現化されている)

M(Measurable:測定可能である)

A(Agreed—upon:納得がいく)

R(Realistic:実現可能)

T(Timely:時間を意識している)

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というもので、とくに計画、説明、点検、目標はSMARTであることが望ましいという考え方です。(Aを「Achievable:達成可能である」、Rを「Result―based:成果の裏付けがある」、Tを「Time—bound:納期が明確である」とするいい方もあります。微妙な解釈は変わりますが、大筋は変わりません)

これを日本語に置き換えて整理したのが、次の「グタイテキ」となります。

 具現化する—細かく描写

 達成可能—プロセスがはっきりしている

 意欲が湧く—メリットがはっきりしている

 定量化—数値表現

 期日を決める—締め切りとタイミング

相手に「ササるプレゼン」を行うためには、この「グタイテキに組み立てる」という手法が非常に有効です。対面では場を盛り上げるために補足情報をちりばめることもありますが、オンラインではむしろ気が散る原因ともなります。一方で、「グタイテキ」にまとまったプレゼンは意図が明快になるため中身が散らからず、わかりやすくてササりやすくなるのです。

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