GMOペパボ・SUZURI事業部の安宅啓部長は、同社内で別のECサービスを担当する中でスズリのアイデアを膨らませたという。「出品者にヒアリングする中で、商品の仕入れや製造、在庫管理がネックになって事業拡大できずにいるという話を多く聞いた。ここをプラットフォーム側で解決できればと考えた」。
こうして2014年に事業を開始したスズリだが、大々的な宣伝をすることもなかったためサービス自体の認知が上がらず、しばらくは鳴かず飛ばずの状態が続いた。潮目が変わり始めたのは2018年ごろ。ツイッターやインスタグラムで作品を投稿するイラストレーターやデザイナーが増え、スズリに目を付けた。彼らが「自分のイラストで商品を作ってみました」と宣伝することでフォロワーが買う、という流れができ始めたのだ。
ここから、ごく小規模でもECを始められるスズリの便利さが口コミで広がり、スズリに出品するクリエーターの数は2020年8月で累計34万まで拡大している。
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