国道59~100号がどう探しても見当たらない訳 番号のルーツをたどればその理由が見えてくる
ところで国道指定というと、思い浮かぶのが政治家の影響力ではないだろうか? 事実、番号決定に際しても政治力が影響したケースはあるらしい。
こうした経緯を経て国道が誕生してきたことを考えると、その数は今後もさらに増えていきそうだと思えるのではないだろうか? ところが1993(平成5)年以降、新規の国道指定はなされていないのだそうだ。
道路網は十分に行き渡ったということなのだろうが、したがってこの先、道路行政に大きな変化でも訪れない限り、沖縄の国道507号がラストナンバーということになるという。
番号を通じて人類の営みに光を
例えばこのように、本書にはさまざまな番号が登場する。電話番号、郵便番号はもとより、野球の背番号、F1レース、テレビチャンネルやマイナンバーまで多種多様。
興味のある項目から読んでみるのもいいだろうが、いずれにしても多くの気づきを得ることができるのではないかと思う。ただ佐藤氏のなかには、“雑学以上のなにか”があることも事実であるようだ。
そう言われれば、佐藤氏が誰より変わっているのかもしれない。とはいえ、本書を通じて番号の裏側に隠された “理由”を知ることは意外と重要なのではないだろうか? いままで見えていなかったことに気づく、ちょっとしたきっかけになるかもしれないからだ。
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