温室効果ガス25%削減に挑む--東芝が挑戦する“クリーンルーム大作戦”

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 こうした取り組みのため、04年度には“クリーンルーム・エコノロジー・プロジェクト”を立ち上げ、製造装置メーカーや施設装置メーカーとも協力し、クリーンルームのさまざまな省エネ施策を進めている。

半導体部門のCO2排出量を実質生産高原単位で見ると、08年度までに90年度比で71%削減できている。しかし、半導体事業を拡大する以上、さらなる削減努力を続けていく必要がある。

電子デバイス以外の4割のCO2削減策は、「当たり前のことだが、“見える化”の徹底しかない」(実平部長)。建物→部屋→マシンといった具合で、稼働状況や電力消費をより細かく把握。無駄を見つけて、削減を積み上げていく。

照明事業で白熱電球の製造を停止し、照明用LEDを伸ばしていく方針を打ち出しているが、CO2削減に自社拠点の照明でもLED使用を増やしている。

■東芝の業績予想、会社概要はこちら


(週刊東洋経済)

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