完璧な親でなくてもOK、「楽々子育て」のススメ 「声かけ」を変えるだけで断然ラクになる

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その2:変換できなくても頑張っていることは同じ

もしも、BEFOREの声かけが出てしまっても「私はダメな親だ」なんて、自分を責めないようにお願いします(ちなみに、BEFOREの声かけもすべて、私自身経験済みです)。

AFTERの声かけは、決して「いい親」の例ではありません。声かけ変換できてもできなくても、あなたが毎日子育てを頑張っていることに、なんの変わりもありません。

でも、一日中怒ったり、親子で気持ちがすれ違ったりしてばかりだとお互いにしんどいので、もうちょっとラクして効率よく子育てする「省エネ術」だと思っていただければ幸いです。

子育ての正解は1つではない

その3:お子さんに最適な声かけは自分で見つけること

突き放すような言い方ですみませんが、私はあなたのお子さんのことは、まったくわかりません。「声かけ変換表」に載っているのは、あくまで「うちの子用」の声かけと私の経験則を基に、より多くのお子さんに応用しやすいようにまとめたものです。

でも、子育ての正解は1つではありません。「その親子にとっての正解」は、子どもの個性×親子のカタチの数だけ無限にあるはずなのです。ですから、お子さんに最適な声かけは、試行錯誤しながらご自身で見つける必要があります。

でも、お子さんの専門家のあなたなら、きっと大丈夫です。お子さんのことはあなたがいちばんよくわかっているでしょうし、お子さんもまた、ほかの人のどんな言葉よりも、あなたからの言葉を待っているでしょうから。

その4:お子さんと同じくらい、自分のことも大切に

実践にあたって、決して無理はしないこと。ただでさえ毎日大変なお母さん・お父さん。「しんどいな」というときは、遠慮なく、いったん休んでください。そして、一人ですべてを頑張らずに、パートナーはもちろん、誰でもいいので頼れる人には頼ってほしいと思います。

でも、誰かに子守りは頼めても、「親」だけは誰にも代わってもらえないのが、本当に大変ですよね。

だけどそれは、お子さんにとって「お母さん」「お父さん」は世界でたった一人、あなただけだからです。それだけあなたは、かけがえのない大切な存在なのです。

ですから、どうか、お子さんと同じくらい、自分のことも大事に、大切にしてください。

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