姿勢が改善!座りながらできる1分ストレッチ

呼吸を整えることで体力回復にもつながる

長時間座った状態で体を動かさないと、腹筋のまわりの筋肉が衰え、機能が低下します(写真:シルバーブレット /PIXTA)
多くの企業で在宅勤務が推奨される一方、デスクワークが続き、猫背や反り腰といった姿勢の悪さに悩む人も増えている。鈴木孝佳著『全人類、背中を丸めるだけでいい』を一部抜粋・再編集し、自宅でも簡単にできるストレッチを紹介する。

リモートワークで圧倒的に少なくなっているのが体を動かすこと。そこで、今注目したいのが、ヘルスリテラシーです。つまり、自分にあった健康情報を探して、活用できる力が求められています。

その中でも働く人が自主的に体を動かす時間を持つことが重要です。簡単・短時間で効率がよく、そして体の不調を改善するストレッチのメソッドも公開します。

Web上では社員の体調まで把握できない

コロナ禍でリモートワークが進み、移動時間は縮小される一方でパソコンやスマホなどデバイスと向き合う時間が多くなっています。オフィスにいなくても仕事が進むのは効率がよく新しい生活様式として、今後ますます定着していくでしょう。しかし、スマホやパソコンの長時間使用によって行動範囲は狭まり運動量が激減しています。1日中家の中にいる生活で、体そのものの機能を失うことにもなりかねません。

コロナ禍において、それまで顔を合わせることによって感じとっていた社員1人ひとりの覇気や体調の変化は、オンライン上では把握しきれなくなっているのが現状です。しかし、社員が心身ともに快調であることは企業にとってかけがえのない「資産」です。

今後、ますます大切にしたいのがスタッフそれぞれの健康意識を高めることです。長時間デバイスに向き合うことは体を動かさずに悪い姿勢のトレーニングをしているようなものです。

家から一歩も外に出ずにオンライン上だけで仕事をできると効率的には優れますが、体の機能面でいうとマイナス要素が多いのです。この毎日が積み重さなると、例えば肋骨が歪み、横隔膜のはたらきが低下します。すると、呼吸が乱れて肩や腰、背中といった体のほかの部位で呼吸の機能を補うようになります。それが肩こり、腰痛、頭痛、慢性疲労などの原因となるのです。

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