長時間PC作業に効く「背中を丸めるストレッチ」

リモートワークで体の不調を訴える声も続出

デスクワークをしている人の大半は、猫背や反り腰といった悪い姿勢が定着してしまいます(写真:polkadot /PIXTA)
首こり、腰痛、頭痛、眠れない、疲れが取れない。コロナによる仕事環境の変化で、スマホなどデバイスを使用する時間も増えた今、体に関する多くの悩みが聞こえてくる。鈴木孝佳著『全人類、背中を丸めるだけでいい』を一部抜粋・再編集し、自宅でも簡単にできるストレッチを紹介する。

在宅勤務が増えている中、気になるのが身体を動かさない生活。普通に行っていた職場に行くために駅まで歩く、階段を登る、電車内でつり革につかまって立つなど、ちょっとした動作でも毎日習慣化されることで健康の維持には大変重要な役割を果たしていたのです。コロナ禍においては、打ち合わせや商談もオンラインで可能となり、休憩時間はスマホを手放せない人も多いでしょう。

しかし、パソコンやスマホに向かう時間が増えることで、身体の機能はラクを覚え、サボり癖がついてしまいます。新しい生活のスタイルのなかに、意識して身体を動かす時間をつくることが必要になってきます。

Twitterで48万件のいいね、10.4万リツイート、600万回動画再生され話題を集めている「背中を丸めるストレッチ」は身体を動かさない人にこそ取り入れてほしいストレッチです。1回1分、誰でも簡単にできるため、多くの方から身体の不調が改善されたと声をいただいています。

スマホを使うほど身体はどんどん不調に

肩こり、腰痛、頭痛、慢性疲労など、身体の不調を訴える多くの方が、「1日スマホやパソコンで作業をしていた」「一歩も家から出ないで座り続けていた」など身体を動かさない生活を送っています。

スマホやパソコンに向かっている姿勢は、頭の位置が10センチくらい前に出ている状態です。大人の頭はだいたい5~6キロなので、おおよそ15~18キロの負担、5歳児1人分を首に載せながらパソコンに向かっているようなものなのです。肩や首に負担があるのは当然のことです。

また、長時間デバイスに向かうことで背骨も悲鳴を上げています。健康的な背骨は、首は前向き、背中は後ろ向きにカーブし、腰は再度前向きになりS字を描くようにカーブをしています。しかし、デスクワークやスマホを長時間操作し続けると、スマホ首やストレートネックと呼ばれる状態のように頭が前に出て、猫背に見られるように背中は丸まり、腰は反った状態になるのです。

次ページ具体的にはどんな体調の変化が起きる?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 読んでナットク経済学「キホンのき」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
香港問題めぐり米中激突<br>加速するデカップリング

6月30日、「香港国家安全法」が施行されました。「一国二制度」の下での高度な自治が失われたとして、西側世界と中国の対立は一気に深まっています。米中経済の分離は、サプライチェーンの見直しなど、グローバル企業にも大きな変化を迫りそうです。