何かと自信を失いがちな女性に欠けている視点 「VERYモデルで起業家」しんまい流・幸福術

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自信を失いがちな女性に欠けている視点とは?(写真:Ushico/PIXTA)
仕事でも家庭でもやることが多すぎる。思いどおりに事が運ばず、やれないことに対する罪悪感やストレスを抱える毎日。そんな悩みを抱えるビジネスパーソンにとって福音となる一冊がある。フェイスブックの創業メンバーで、現在は3人の子どもを育てながら起業家として活躍するランディ・ザッカーバーグ氏による『ピック・スリー 完璧なアンバランスのすすめ』だ。
ゴールドマン・サックスを経てベンチャー企業の役員として働く申真衣氏は、VERY専属モデルとしても活躍、一児の母でもある。山積みのタスクの中から、どう優先順位をつけていけばいいのか。そして、罪悪感の乗り越え方とは。本書のテーマでもある、超多忙な生活の中でも、自分を見失わず、充実した毎日を送るためのヒントを語った。

「楽しくないこと」は合理的に

私自身は日々やることがいろいろある中で、全部完璧にできないというのは常日頃から思っています。優先順位をつけて、「できないこと、やりたくないことをやらない」というのは意識してきました。自分が楽しいか、楽しくないかで、合理的にやるものとそうでないものを分けている感じですね。

全米話題のベストセラー『ピック・スリー』では、自分らしく生きるために、5つのカテゴリの中から毎日3つを選び集中すること、全部やろうとするのではなくうまくアンバランスになることを説いている(画像をクリックするとジャンプします)

家事でいうと、買い物1つとっても「楽しい買い物」と「楽しくない買い物」があるじゃないですか。後者はギュッとまとめて、買うタイミングや決めなければいけないポイントを減らすようにしています。

例えば子どもの保育園用の服は、全部同じものを買っています。上下とも8枚ずつ買えば「あれが着たい」「あの色がない」といったことは言われないし、サイズアウトのタイミングも同時に来るから、夏と冬で年に2回、背が伸びただけ上のサイズを買い直せばいい。

「ちょっと小さいけどまだ着られるかな」「夏服あったっけ?」と考えるのも面倒くさいし、そこに時間を使いたくないんです。衣替えのときに前のシーズンの服を全部処分すれば、サイズアウトしている服が交ざることもありません。

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