「手作りおもちゃ」が今子どもにオススメの理由

五感を刺激する親子で楽しむ忍者遊びを紹介

親子で手作りのおもちゃを作って遊んでみませんか? (写真:olan_de_utan/PIXTA)
3月から長期の休校・休園が続く子どもたち。少しずつ休校解除や学校へ登校する日も出てきているようだが、外出自粛や三密を避けるために、なかなかいつものように遊べず、ストレスを抱えている子が少なくない。
なかでも園児や低学年の児童を持つ家庭は大変だろう。長時間の自習など難しく、旺盛なエネルギーでおとなしくさせていることすら難しい。よくないと感じつつもゲーム機やスマホを与えてしまう親御さんもいるかもしれない。しかしこんな制限のあるときこそ、「遊び」が果たす役割は大きいのではないだろうか。
児童文学作家であり、手作りおもちゃ・遊びの研究家でもある木村研氏によると、「遊ぶことこそ子どもたちが成長するうえで大事な力になる」という。全国で講演や親子向けのワークショップを続けてきた木村氏の最新刊『作って遊ぶ! 忍者になるおもちゃ図鑑』には、大人の私たちが忘れていた「遊びの力」が詰まっていた。おもちゃ作りの魅力と具体的なおもちゃ作りの方法について木村氏に聞いた。

いまこそ手作りおもちゃを

おもちゃを辞書で調べると「子どもが遊ぶための道具」というようなことが書いてあります。つまり遊ぶからこそ、おもちゃなのですね。楽しければいつまでも遊んでいられます。この「遊ぶ」ということはとても大事なことで、「いろいろな力」を育ててくれます。例えば、体力・想像力・推理力……、そこから学力の向上や生きる力にもつながっていくんですね。

多くの親御さんが悩ましいと思っていることにゲーム機やスマホの存在があると思います。ゲーム機やスマホ遊びは確かに面白いですからね。多くの大人が夢中になるのに、子どもたちだけに禁止といっても、やめられるわけがありません。でも、もっとおもしろいことがあれば、どうでしょう? 自然にやめてしまうと思いませんか。

そこで親子で試してみてほしいのが、自分で作って遊ぶ、手作りのおもちゃです。ただし、手作りだからといって勘違いしてほしくないのは、おもちゃは工作とは違うということです。これはとくに、工作好きのお父さんたちには、くれぐれも申し上げておきたい。おもちゃの目的は遊ぶことです。ですから、作ることが目的になってはいけません。

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