どうぶつの森「楽しめる人・すぐ飽きる人」の差

世界観壊す「ナンパ師」「詐欺師」にはご用心

無人島での生活に必要なのが、「素材」と「ベル」と「マイル」だ。

素材は木を揺すったり切ったり、岩を叩いたりすることで手に入る。素材をDIYをすることで道具や家具を作れる。

ベルはあつ森内で使える通貨だ。主に島の虫や魚を捕まえたり、果物を売ることで手に入る。家具や服を買うため、そしてたぬきちに負わされた借金を返済するためにも必要となる。

マイルはほかのゲームでいうところの「実績」を積み立てたり、「デイリークエスト」をこなしていくことでたまっていく。機能をアンロックしたり、アイテム所持数の上限を増やしたり、プレイヤーキャラクターの髪型などを増やしたりするために必要だ。

マイルは一日外出券……じゃなかった。「マイル旅行券」に交換することもできる。マイル旅行券は、ランダムで離島に行くことができるチケットだ。

離島では、自分の島だけでは集めづらい素材が手に入る。特に序盤では、鉄鉱石を採取するためにお世話になるだろう。

プレイを進めるうち、島に博物館が建ち、売店ができると、いよいよ新しい住民を迎え入れることになる。

たくさんのどうぶつを自分の島に招き、花を植え、柵を立て、橋を架け、島全体がにぎわえば、いつかは、あの有名ミュージシャンの「とたけけ」がやってきてくれるはずだ。彼を招くことができれば、スタッフロールが流れてゲームの一通りはクリアということになる。

「あつ森」の醍醐味とは?

だが、ここまではあくまでもチュートリアル。ここから先は、川を作ったり崖を削ったりなど大規模な工事もできるようになる。もちろん、家具や服もDIYレシピも、まだまだいっぱい作り残している。理想の島作りはここから始まるのだ。

さて、本作は「自分が暮らす無人島と数年単位で付き合っていく」ことが基本となる。

あつ森では、現実とまったく同じ時間が流れており、無人島は四季折々の景色を見せ、季節や昼夜によって出てくる虫や魚も異なる。

だから、隅から隅まで遊び尽くそうとすれば最低でも1年はかかる。とにかく時間をかけて、ゆったりのんびりと無人島を自分好みにカスタマイズしていくのが、あつ森の醍醐味。だが、本当にそんなのんびりスローライフでプレイヤーは満足できるのだろうか?

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