有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #STAP問題

STAP論文の調査委員会が研究不正を認定 筆頭執筆者の小保方氏は理研に不服申立へ

6分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES
調査報告を受けて4月1日午後に会見した理研関係者。中央が野依良治理事長

小保方氏に提出を求めて出てきたのは、実験ノート2冊(10年10月~12年7月及びそれ以降)と、私物のパソコンから本人立ち会いの下で取り出したデータ類のみ。論文発表当初、「実験が大好き」と言っていたという小保方氏の実験量としてはあまりにも少ない。

調査委員会によれば、提供された資料は実験内容がきちんと整理されておらず、日付もはっきりしない。また、何の実験に基づくデータなのかも判然とせず、「正確に実験のトレースができず、(いくつかの問題について)研究に不正があったかどうか判断ができない状態」(岩間厚志調査委員)だったという。

パソコンは理研が貸与したものを使うことになっている。にもかかわらず小保方氏は私物を使っており、そのパソコン自体を調査委員会に提出できないのであれば、証拠隠滅を疑われても仕方がない。「まさかこんなことになっているとは思いもよらなかった」(川合眞紀理研研究担当理事)というのは、調査委員会メンバーにも共通する思いだろう。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数