プレゼンに効く「とことん伝わる話し方」7秘訣 「ウェブ・テレビ会議」にも効果絶大、コツは?
「強調したい言葉」があるとき、「大きい声で話す」「高い声で話す」など、さまざまな方法がありますよね。「朗読」でも多くの方法がありますが、その中の1つに、強調したい部分を「ゆっくり、はっきりと発音」するという方法があります。
このような話し方をすると、「念を押す」ような感じになるので、相手は「ここの部分が重要なのだな」と認識しやすくなります。これは大きい声でなくても、高い声でなくても大丈夫です。
「ゆっくり」の度合いは、「ややゆっくり」と「かなりゆっくり」でも違いがあり、「かなりゆっくり」のほうが、強調度合いが高まります。
どのぐらい強調したいかによって「ゆっくり度」に強弱をつけてみるのも、声に幅が広がっていいと思います。
話の中で、ほんの一瞬でも沈黙があると「あれ、何かな?」と思うこと、ありますよね。「朗読」ではこの「一瞬の沈黙」を効果的に使っています。
「朗読」では「ポーズをとる(間を置く)」というテクニックなのですが、「強調したい部分」の直前にこのポーズをとることで「何が起こったのかな?」と注意を引かれます。それが次の言葉や文章への期待感となります。
このポーズも、どのぐらい時間をとるかによって強調の度合いが変わってきます。例えば、「短く一呼吸とる」より「2~3秒とる」ほうが強調の度合いは強くなります。
最大級の注意を引きたい場面では、思いきってしっかりポーズをとってみましょう。最初は勇気がいると思いますが、実際にやってみると、かなりの手応えが感じられるはずです。
ウェブ会議こそ「伝わる話し方」が重要
冒頭でも述べたように、ウェブ会議では、身振り手振りや阿吽の呼吸ではごまかせない分、相手にきちんと伝えるには、「声と話し方」がより重要になります。そして、本記事で解説したように、ちょっとしたコツで「伝わり方」はぐんと変わってきます。
日常会話の中で少し意識を変えて試してみるだけで、その効果は十分に感じることができます。日常会話からでも「話し方がうまくなり、声までよくなる」ことはできるのです。
「話し方がうまくなる」と、話すことがとても楽しいと思えるようになります。声までよくなって「自分の表現力」にも幅が出てきます。苦手だったプレゼンやウェブ会議、テレビ会議を、自分をアピールする「武器」にすることもできます。
ちょっとしたコツで「伝わり方」はぐんと変わります。ぜひ「1日1分朗読のトレーニング」を続けて、「伝わる話し方」をマスターしてくださいね。
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