外出禁止スペインの母もハマる「ゲーム」の秘密 日本発!長引く自粛生活を乗り切るヒント

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わが家のかじとりゲームカード。息子発案で、難易度レベル別に★をつけることになった。今は★をたくさんクリアしたほうが勝ちルールでやってます(写真:著者撮影)

予想外にワールドワイドに展開した「かじとりゲーム」、実際にやってみて私がいいなと思ったのは以下のことです。

・カードづくりからいっしょにやることで「家事の種類」を知ることができる。

・子どもに怒ったりイライラすることなく、自主的に家事をしてもらえる。

・子どもが家事に前向きになっているので、指導がしやすい

とはいえ、このゲームの反応はかなりバラバラで、子どもによってはそれほど乗ってくれないようです。なので、私がカードを引く形から勝負形式に変えたみたいに、子どもの年齢や性格に合わせて、臨機応変にアレンジしつつやることがうまくいくコツです。

でも、もし家事自体に乗り気にならなかったとしても、家事の種類について話し合うだけでも、家庭にとって、子どもにとって、必ずプラスになるような気がするのです。コロナが蔓延する今、親が具合が悪くなって家事ができない万が一の事態もありうるのだから、余計に……。

パートナーと家事について話し合うきっかけにも!

ちなみに、最終的にわが家では、夫も交えて3人でカードを作り直しました。息子発案で難易度レベルもつけることになったので、その話し合いを通して、お互いの家事の好き嫌いも改めて理解できたりしました。そう、つまり「子どもの教育」といいつつ、実はこのゲームはパートナーと家事について話し合うきっかけとして利用することもできるのです(ここ大きなポイント!)。

そんな「かじとりゲーム」に興味を持った方は、宮本さんの記事で詳細をチェックしてみてくださいね。あと、マンガに登場する友人の動画の中でも「かじとりゲーム」について、そして今のスペインのコロナの状況などを配信しています。興味がある方はこちらもチェックしてみてくだいね。

というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒントは……

パートナーと子どもに家事をさせるのがうまくいかなくてつかれた

・「かじとりゲーム」をやってみよう!

 

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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