「国家緊急事態宣言」のアメリカはここまでやる コロナ対策会見でトランプは何を話したのか

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皆さんに、遠隔治療でどのような素晴らしいことが行えるようになったかをお知らせしよう。遠隔操作による医師訪問、そして病院受付だ。今回の命令により、連邦法における特定の許可要件を撤廃する権限を与える。これにより、医師たちは、違う州から治療が最も必要とされる州に治療を提供できるようになる。

2つ目は、CAH(小規模病院)におけるベッド数25まで、最長96時間までという制限要件を撤廃する権限、療養所への入院前に総合病院に3日入院する必要があるという条件を撤廃する権限、そしてこれは重要だが、追加の医師や必要な診療スペースを確保する病院の能力を損なうルールを撤廃する権限だ。

検査能力を一気に向上させる

これで医療現場は望みどおりに行動できるようになる。医療現場は必要な行動をとることができるわけだ。彼らは自分たちがすべきことを理解している。これで彼らが行動する上での問題が解消された。

その病院のみでしか患者治療を行えない、といった厳しい規制を撤廃する権限も与える。これは、緊急時におけるキャパシティを素早く確保できるようにするためだ。

われわれは、わが国民が享受する権利がある必要な治療を提供するうえで邪魔となるすべての障害を取り除き、これを撤廃する。そのための資源供給は一切惜しまない。10日前、私はホワイトハウスに民間試験所の代表を集め、テスト能力を飛躍的に向上させるための方策を直ちに開始するよう指示を出した。

ほかの国々からも連絡を受け、協調して動いている。こうした国々はわれわれと同様の対応を行っているか、同様の対応を行おうとしている。

本日、われわれは、民間セクターとの新しいパートナーシップを発表し、コロナウイルスの検査能力を一気に向上する。検査が必要な人は安全、迅速かつ手軽に検査を受けられるようにしたいが、検査を受けるべきではないと考えられる人たちには検査は受けないようにして欲しい。誰もが検査に殺到するようなことは望まない。特定の症状が見られる場合のみだ。

連邦緊急当局を使い、FDAは新しいウィルス検査を承認した。ロシュからの申請を受理してから数時間のうちにこれを行った。通常は数週間かかる手続きだ。この結果、来週の早いうちにさらに50万件の検査が可能になると期待している。場所は日曜(15日)の夜には発表するつもりでいる。

ロシュに感謝したい。驚くべき仕事をしてくれた素晴らしい会社だ。サーモフィッシャーにも感謝したい。FDAは同社からの申請を可能な限り24時間以内に承認することを目標にしている。迅速に進めようとしている。これによって、来週には140万件の検査が追加され、1カ月以内に500万件の検査が実施される。それほどまで必要なのかは疑問だ。

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