東大生が断言「スマホは勉強に役立つ」3大理由 東大生が実践している「超効率的」勉強法とは
「でも、そうやってスマホを使っているうちに、つい遊んじゃうこともあるじゃないか」という批判もあります。しかし、「特定のアプリ以外、一定時間使えなくなるアプリロックのアプリ」が出現したことによって、そういった批判も意味をなさなくなってしまいました。
そしてスマホを活用した学びは、コロナウイルスによる休校で、どんどん加速しています。僕はほかの東大生たちと一緒に「スマホ学園〜現役東大生がコロナで休校の間授業します〜」というYouTube動画の企画を立ち上げました。
これは、普段なら学校のある平日の10〜15時に現役東大生が生配信で授業をするという企画ですが、ここでもスマホを使って抵抗感なく勉強している学生たちの姿を見ることができます。
気軽にコメントを打ち、Twitterで質問をし、その場でわからないことをネットで調べている。彼ら彼女らを見ていると、スマホ学習はこれからの勉強の基本と言っていいのではないかと感じます。そしてこの「スマホでの勉強」は、東大生の中では当たり前のことになっています。
実は僕が現役東大生の勉強法を取材する中で、東大生はスマホアプリを活用した非常に効率的な勉強を行っていることがわかりました。はたしてどのようにスマホを活用して勉強すればいいのか、その3つの方法をご紹介したいと思います。
スマホ勉強法1 何もかもをサーチせよ
まず何よりも、東大生はスマホを「調べる」ためのツールとしてフル活用していました。日常生活を送っている中で疑問に思ったことをどんどん調べているのです。日々を生きている中で、「あれ? これってどうしてなんだろう?」と感じたことを調べるのに、スマホは最適なのです。
例えば、東大生はよく言葉を調べます。
僕らは「もしや」という日本語をよく使います。「もし」は仮定のことを考える言葉だとわかりますが、「や」ってなんなのかは想像がつきますか?
この「や」は、強調の言葉です。古典の勉強をするときに「係結び」というものを習ったと思うのですが、その中の「ぞ なむ や か こそ」の「や」です。「これこそ」の「こそ」もこの一種ですね。
また、「ユニーク」という言葉の意味ってなんだかわかりますか? 僕らは「ユニーク」を「変な」とか「独特の」といった意味として使っていますが、これは「unique」という英語が日本語になったものです。「unique」というのは「uni」が「1」という意味なので、「唯一の」「他にはない、ただ1つのもの」というニュアンスで使われる言葉です。
こんなふうに、自分たちの身の回りにある言葉を調べることで、語彙力を鍛えたり、教科書に書いてある知識をより深く理解することができるのです。
また、東大生はサーチエンジンを他の用途にも使っています。英単語を学ぶときに、まずはその単語をサーチエンジンで「画像検索」してみるのです。
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