子供の捲土重来も、母親の執念がカギ

受験の失敗にも、母親が寄り添うべし

 グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわか らず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、ベストセラー「世界中のエリートの働き方を一冊にまとめてみた」の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた 著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。

 

今日は中学受験に失敗した子供さんの人生の小さな分かれ道で3組の親子の取った行動から、その後の成功・失敗を決めた要因の一つについて考えてみたいと思います。

【ミセス・パンプキンへの子育て相談】
 我が家の長男は今春、中学受験に失敗しました。学習塾では常にトップクラスでしたので、第一、第二志望校とも不合格だったと判明した時には、親子で茫然としたほど、ショックを受けました。
 私は息子に、公立中学に入って高校受験のための学習塾で頑張るように強く勧めましたが、息子は試験に慣れるためだけの目的で受けた私立校に行きたがり、その中学校に通うことになりました。ここは系列大学があり、ほとんど無試験で入学が約束されています。
 特にスポーツが好きというわけでもない息子が、今からぬるま湯に浸かって大学まで行く姿を想像するだけで不安が募ります。何かアドバイスを頂ければと思いました。                 
 守山(仮名)

 

<ミセス・パンプキンからのコメント>

いつの時代も、本番で番狂わせな失敗をする子供さんはいますよね。私が住む小さな町でも、この時期は悲喜こもごも、それぞれの人にとっては大きなドラマが、毎年のように繰り広げられています。長くそのような場に立ち会っていましたので、努力が報われなかった子供さんやその親御さんのことを思うと、少し胸が痛みます。

そしてこの中学の合格発表の時期になると、私はちょっと胸が痛くなる、ある三人の子供さんの母親を思い出します。

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