早慶上智の志願者数が軒並み減少している理由

新設学部が志願者数の増加に貢献した大学も

今年は受験生の安全志向から、早慶上理、MARCHといったブランド大学の志願者数が減少した(写真:duo0916/PIXTA、慶応大学三田キャンパス)

本来人気が高い私立大の大半が志願者数を減らす見込み

私立大の志願者数の速報1位は今年も近畿大で、7連覇となる見込み。一般入試の志願者数は、人気を測るバロメーターの1つとして注目される。だが今年は、本来人気が高いはずの大学の大半が、志願者数を減らすことになりそうだ。

当記事は、AERA dot.の提供記事です

大学通信によると、主要約100大学の志願者数(2月18日時点判明分、以下同)は約268万4000人で、昨年より約5%減少した。

早慶上理(早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大)、MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)といったブランド大が軒並み減少し、近年人気を集めていた東洋大、駒澤大、芝浦工大などもそろって減少に転じた。

「早慶、上智、(東京)理科大、MARCHがすべて減るなんて、この40年間見たことありません。必ずどこか志願者を集める大学があったんです」

と大学通信の安田賢治常務は、今年度の入試の特殊性を強調する。

【志願者数ランキング 1位~20位】志願者数は大学通信調べ。主要私立大学約100校を調査。出願締切日が2月15日以前の入試方式の志願者数を集計した。明星大学は、出願締切日が2月16日以降の方式も含めた昨年最終数を用いて昨年比を出した。一般入試のみで、2部・夜間主コース等を含む。*印は該当する方式について志願者数が未確定の大学で、数値は2月18日まとめ(図:AERA.dot/週刊朝日2020年3月6日号より)
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