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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「ゲーム三昧の子」が勉強に向かう"魔法の言葉" 「勉強=つまらない」はこうして変える

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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まずは次のことを知ってください。それは「勉強ができる子は『勉強=ゲーム』と思っている」ということです。

勉強をしている姿は、はたから見ると皆同じ様子に見えます。声に出して問題を解くわけでもありませんし、自分は今どのような気持ちで解いているかなど、内面でどのようなことが起こっているかはいっさい外見からはわかりません。

しかし、一部の子は、頭の中で“ゲーム化して遊んでいる”のです。筆者がこれまで3500人以上の小中高生を直接指導してきた実績からいえば、いわゆる勉強ができる子の多くは、そのように“遊び化”していました。

多くの子どもは、ゲームという遊びが好きなのです。ただし、目の前のつまらなく見える勉強を、自らゲーム化できる子とできない子に分かれているというだけの話です。

筆者は経験上、ゲーム化できる子の割合は5%以下と考えています。ということは残りの95%以上の子は、勉強は見た目のまま、つまらないものとして処理し、拒絶するか、やったとしても嫌々ながらやるだけになります。

勉強をゲーム化する方法

では勉強を拒絶する95%の子どもたちは、どうすればいいでしょうか。それは、周囲の大人が「勉強はゲームである」ことを教えてあげればいいのです。

親は勉強=善、ゲーム=悪と分けて考えがちですが、そのせいでいつまでも問題が解決しない可能性があります。しかし、勉強が嫌いでゲームが好きな子は、やり方によっては勉強に大きくハマる場合があるのです。

では、方法についてお伝えしましょう。まずは親が次のような考え方を持ってください。

【考え方】
1. 勉強そのものはゲームである
2. 先生はゲームのクリエーターであり、マスター(攻略テクニックを教えてくれる指導者)である

勉強がゲームであるとわかれば、勝つために努力をすることでしょう。難問をクリアしてバージョンを上げるゲームであれば、クリアするためのテクニックを知りたがります。

ところが、このようなことを親が思っていても、子どもにどうアプローチをしていったらいいかわかりません。そこで、次のようなアプローチを提案します。

それは、「勉強に関して使用する用語を変えていく」という方法です。

次ページが続きます:
【「5つの用語」を使ってみる】

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