「職場でのいじめ」を回避するための2つの方法 いくら自分が正しくても「正攻法」はダメだ

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いわゆる「マウンティングタイプ」にあたるのですが、プライドやこだわりが強い特徴があるので、自分が指摘を受けることに必要以上に敏感なのです。

ハラスメントをしやすいのも、このタイプに多くみられます。自分の気分次第や相手によって態度を変え、相手を振り回す「モラハラ」になってしまうパターン、自分の立場を利用して必要以上に高圧的に関わる「パワハラ」のパターンがあり、いずれにしても、一度そのような関係性になってしまうと、以後、付き合いが非常に難しく厄介です。

攻撃をかわすには…

●回避の仕方1

こうした「マウンティングタイプ」には、正攻法は避けたいところです。いくら正論でも、その主張を穏やかに丁寧に伝えたとしても、自分にダメージが跳ね返ってきます。なぜなら、相手の基準(もしくは気持ち)に合う・合わないで判断されるので、こちらの言っていることが正しくても、相手の基準に合わなければ受け入れられません。わかってもらおうと深入りするほど、逆に強く攻撃されてしまうことになりかねないのです。

ではどうすればいいのでしょうか。

例えば、作業を進める前に、お伺いを立てるという方法があります。「こうしようと思うのですが、どうでしょうか?」と、意見を求めたり、「これでよろしいでしょうか」と確認をする方法です。面倒ですが、前もって可否の判断を仰ぐことをしないと、ないがしろにされた感を強く持つ傾向も強いので、事前にお伺いを立てることによって、相手の自尊心を満たすやり方です。

また、相手のこだわりを冷静に見極めることも大切です。手順であったり、資料のレイアウトだったり、その人自身のこだわりを表面的に受け入れて相手を立てることで、相手の支配欲を満たすことができます。すると、相手は、自分に一目置いてもらえていると思い、攻撃する力を弱めていきます。内心、面白くないとは思いますが、反発する態度は逆効果と心にとどめておくといいでしょう。丁寧な対応で「敵ではない」という印象を与えることが大切です。

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