これが先輩就活生が語る「内定獲得の王道」だ

準備は早めに、ウソでも「第一志望」と答えよ

就活の準備にもいくつかのステップがあり、業界研究や自己分析は初めて経験する学生が多いだろう。しかし、SPIはすでに学習済みの内容だ。言語、非言語、英語のどれも中学生レベルなので、いつでも間に合うと油断しがちだ。だが油断すると失敗するので先輩は早めの対策を勧めている。

学歴フィルターを逆転するにはSPIがカギという先輩もいる。

「中学受験経験者ならSPIは余裕で解ける、というわけではないので、早めに対策すべき」(文系・旧帝大クラス)

「日本社会の就活はSPIがすべて。学歴で引け目を持っている人も逆転のカギはSPI」(文系・その他私立大)

ただし、SPI対策が十分ならそれでいいかというと、そうではない。優先事項はほかにもあり、自己分析やエントリーシート対策を重視する先輩もいる。

「SPIなどのテスト対策よりも、徹底的な自己分析が大事」(文系・中堅私立大)

「SPIの対策よりもエントリーシートの内容を固めるのを優先したほうがいい」(文系・中堅私立大)

自己分析は就活の起点

就活における起点が自分だ。大学生までの人生で「自分はどんな人間か」を自問する若者は少ないかもしれないが、わからなければ志望する業種も職種も探せない。自分を理解するために行うのが自己分析だ。

「自己分析は前からやっておいたほうがよい。大学時代にアルバイトをしていないと話せることが少ない」(文系・その他私立大)

就活における自己分析は、ある程度の経験を積んでから新たに身に付けた視点や価値観を整理する「振り返り」であるべきだ。したがって、業界研究や企業研究と並行して行うべきだろう。こういう振り返りの習慣は社会人になってからの成長でも有効だろう。

「自己分析は、1度だけでなく、定期的に何度もやる必要がある」(文系・中堅私立大)

うまくいかないときに自分の中に不安を溜めるのではなく、「誰か」に支援してもらうことも就活の知恵だろう。外部のエージェントやハローワークの支援を利用してもいいし、キャリアセンターにもカウンセラーがいるはずだ。つらいときに誰かに話せば、話すことで元気になることが多い。

「メンタルの管理をしっかりやっていても、時には人にすがりたくなることもある。そうした際に心から信頼できる友人や教授、家族がいると心強い」(理系・中堅私立大)

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