これが先輩就活生が語る「内定獲得の王道」だ 準備は早めに、ウソでも「第一志望」と答えよ

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インターンシップに関するコメントも多い。インターンシップについては否定的な声も強く、選考が行われるインターンシップについての批判がある。しかし、コメントを読むと、先輩たちが推薦するのは、優遇ルートのあるインターンシップ、参加のための事前選考があるインターンシップだ。

「興味のない業界でもインターンシップへの参加や、OB・OG訪問をしたほうがいいと思った」(文系・早慶大クラス)

インターンシップ参加後に企業から面談の機会をオファーされると舞い上がって安心する学生がいるようだが、先輩は油断禁物と戒めている。正式内定が出るまで安心はできないのが就活だ。

「インターンに行ったからといって、スカウトされたからといって確実に内定するだろうと調子に乗らないこと。それでも落ちることはある」(文系・上位私立大)

就活は出費もかさむ。普段の学生生活はキャンパス内で完結するが、就活では外出が多く、何カ所も移動する交通費が1日数千円になることもある。

「交通費などの出費があるため、今のうちに貯金をしておくべき」(文系・中堅私立大)

「地方学生はとくに金銭面での負担が大きいので、就活費用は貯めておいたほうがいい」(理系・その他国公立大)

正解がないのが就活

最後に心構えとして有効だと思うコメントを2つ紹介しておきたい。1つは「やらない後悔より、やって後悔」。迷いがあっても、やらなければ結果はない。やり続けることが結果につながる。

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もう1つは「就活に王道はあるが、正解がない」。これまで先輩のコメントをたくさん紹介してきたが、内容はよく似ている。早く、広く、多く、そしてくじけず続けろ。それが王道だ。ただし、必ず正解=内定を得る方法は約束されていない。やり続ける決意が就活には必要だ。健闘を祈りたい。

「やらない後悔より、やって後悔。気になる企業は、とりあえず最後まで続けるとよい」(理系・その他国公立大)

「就活に王道はないと言われるが逆で、王道はあるが、正解がないと思う」(理系・中堅私立大)

佃 光博 HR総研ライター

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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda

編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。

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