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ドイツ人の働き方に見る一流と二流の違い スーツケースを12万円で売る方法

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ベルリンに見る、ドイツ人の働き方

さて、私のほうこそ与太話をぶつぶつ書いてしまったわけだが、話を本題に移すと、ドイツ人というのは本当にしっかりしているということである。フランスやイギリスと並んでヨーロッパを代表する世界の大国なわけだが、その気質や特徴はフランス人やイギリス人と大きく異なり、どちらかというとヨーロッパ人にして日本人との共通性を感じることが多い。

まず日本もドイツも先進国にしていまだ製造業で頑張っており、職人気質の強いプロが多いが、アングロサクソンのように金融業が得意なわけではない。また製造業が得意なことに共通するのか知らないが、何かと几帳面で、約束して時間どおりに来るヨーロッパ人といえばドイツ人だし、ホームパーティにいろんな国の人を呼んでも、時間どおりに来ているのはこれまたドイツ人。一緒に働いたとき、デッドラインを必ず守るのもドイツ人だし、何かと一緒に働いていてルールを守り、信頼感が高いのもドイツ人なのである。

そんなドイツで私が今回買ったのが、スーツケースを作り続けてかれこれ120年くらいの、リモア社のスーツケースだ。これはよく空港で見る、あのアルミが燦然と輝くユニークなデザインの製品なわけだが、日本で買うと12万円くらいするのが、こちらだと2~3割安くて700ユーロで買える。

ただそれにしても、スーツケースをこの値段で売るってすごくないか?ということなのだが、似たような商品をどこの国でも3000円で売っている中、それでも世界中で40倍の値段でスーツケースを売るには、確固たる機能性とシンプルな美しさ、そして「この国の一流メーカーが作るなら、ベストなんだろう」という信頼感が強いブランドプレミアムにつながっているのだ。

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【一流の商品に宿る、普遍的でシンプルな機能美】

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