ドイツ・フランス流「オトナの」ブランド戦略 「脱・市場シェア」思考でグローバルに挑む

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アップルとサムスンがデットヒートを繰り広げる中国のスマホ市場。日本メーカーの存在感は薄い(写真:ロイター/アフロ)

新興国企業とのシェア争いに勝てるのか?

IDCの統計によると、中国のスマートフォン市場の規模は2013年で3億0600万台、2014年見込みが4億5000万台です。この巨大市場を奪い合う企業別のシェアを見ると、2013年第3四半期末時点で、1位のサムスンが19.3%、続いてレノボが11.8%、酷派(クールパッド)11.7%、華為(ファーウェイ)8.6%、アップルが5位で5.8%となっています。さらにその下には、700~2000元という低価格の割に高品質のスマホで人気の中国ブランド小米(シャオミイ)などがひしめいています。残念ながら日本のブランドは影も形もありません。

そんな中、アップルは昨年12月23日、ユーザー数7.6億人の世界最大のキャリアである中国移動通信(チャイナモバイル)との提携を発表しました。販売価格は、16ギガのiPhone 5Sを4G通信利用で契約すると5488元(約9万3300円)で、月額利用料は別途138~588元のプランが用意されています。報道によると、12月25日からの20日間で、予約が100万件を超えたそうです。大都市圏でのiPhone需要はほぼ一巡しているので、今後は3~4級都市でのマーケティングを強化して、おそらく今年中に2000万~3000万台を売ることになるのでしょう。

単純計算で、10%を取れば4000万台の売り上げになる中国のスマホ市場が魅力的に見えるのは確かですが、それでは、ニッポンブランドがそこへ飛び込んでいって勝算はあるのでしょうか?

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